UVケア〜SPFとは?PAとは?

UVケア〜SPFとは?PAとは?

UVケア

◎紫外線対策 「SPF」 と 「PA」
紫外線対策に日焼け止めは必須アイテムです。
でも、日焼け止めなどを使う前に、まず「SPF」と「PA」を理解しておきましょう。

SPFとは?
サン・プロテクション・ファクター(Sun Protection Factor)の略、 UV-Bをどの程度防止できるかという指数。
SPFの数値は、何も塗らない皮膚素肌の状態で、20分程の間に日焼けするその時間を基準にしています。 日焼け止めを塗ってこの時間が延長されるほど、SPFの数値が大きくなります。

「SPF24」では、20分×24倍=480分=8時間
となり、8時間まで日焼けが抑制されるということです。

室内にいても完璧に紫外線をカットできませんが、日常的な買い物や洗濯程度であれば 「SPF10」位で足りるでしょう。長時間屋外にいる必要がある場合特に海や山にいる場合は、 「SPF30」以上のものを選びましょう。紫外線防御率には、肌質によって個人差があり、 PF値が高くても、数時間おきに塗りなおしをした方が良いでしょう。

☆日焼け止めのSPF値は適材適所で使い分ける。

< SPFの目安 >
・日常生活は、SPF10〜20、PA+
・屋外のレジャーは、SPF20〜30、PA++
・海や山には、SPF40以上、PA+++


PAとは?
プロテクション グレイド オブ UVA (Protection Grade of UVA)の略で、 UV-A防止効果の程度をあらわします。UV‐Aを照射して、2〜4時間後に皮膚が黒化を起こしたかどうかで測定します。 3段階に区別され、効果の度合いを「+」で表示します。

             UV-A防御指数

UV-A防御指数 PA+ 防御効果
PA+++ PFA2〜4 非常に効果がある
PA++ PFA4〜8 かなり効果がある
PA+ PFA8以上 効果がある


◎美白化粧品に含まれる主な成分
直接素肌に使用するものです。どの成分が、どういった働きをするものなのか知っておくことが必要ですね。

コウジ酸
メラニン色素を作る酵素チロシナーゼが働くには銅イオンが必要。 その銅イオンを奪い去ることでメラニン生成を抑えます。化粧品には1%程度配合されています。

アルプチン
高山植物のコケモモなどに入っている成分。安全性はありますが、濃度が高くないと効果は期待できません。

ルシノール
培養栽培の実験ではハイドロキノン並に、高いメラニン生成抑制効果が確認されています。 安全性も高く、肝斑の改善効果にも期待できます。

エラグ酸
イチゴの実の成分から発見された美白成分。メラニン色素を作るチロシナーゼの働きを、 銅イオンを奪い去ることで抑えると考えられています。

ビタミンC、ビタミンC誘導体
チロシンからメラニン色素が作られる過程をブロックする。 さらに紫外線で増える活性酸素を除去し、肌のダメージを少なくする。誘導体の方が肌への吸収率や安全性が高い。

カモミラET
メラノサイトに、メラニンを作るのに必要な「チロシナーゼを作れ」という指令を出す、 エンドセリンという情報伝達物質の働きを抑えてメラニン色素を作らせない成分。


     

彩食健美

「若さ&キレイを守りたい」女性のお役に立てますように。